2020年9月4日金曜日

アジか汚れか?革職人が考える革の寿命

◇アジか汚れか?革職人が考える革の寿命◇

 

ヌメ革の魅力と言えば経年変化。


そうエイジングです!



使えば使うほど味わいが増し愛着が沸く。



一生モノの相棒とはよく言ったものです。



でも、今使ってる自分の革製品の経年変化はアジと呼べるのか?



疑問に思ってしまうことありませんか?



結論からいいます。



疑問に思った時点でそれはアジでは無くて汚れです!



臭いませんか?



汗のような酸っぱい匂い。



特に日常的に手に触れる時間が多い小物は要注意かも知れません。



そうスマホケース。



今回、この話題にしたのは自分のスマホケースがアジを通り越して
汗の酸っぱい匂いしかしなくなってしまったので・・・



約3年使いましたが、お別れすることにしました。



スマホケースは財布と比べても手に触れてる時間は圧倒的に多いですからね、その分、革の寿命を考えても短いのかも知れません。



それこそ機種変更の度に交換するとなると1~2年でさよならしてしまう人もいるのではないでしょうか。



短命ではありますがあなたに愛された革小物は記憶の中で生きてますから。



そういう訳で新しいスマホケースに取り換えてから2ヵ月後の様子↓

今回は前のタイプと気分を変える為にステッチを追加しました。

まだまだ綺麗です。





◆鶴革辞書◆

かくしん【革新】
愛用していた革製品を新しい物に交換すること。

2020年8月21日金曜日

革職人になるきっかけと時計の革ベルト



◇26年の歳月を経て◇


ALBAのフィールドギア・ミリタリー(自動巻)





これは自分の所有する小物で一番古いアイテム。



高校3年の時に旧日本軍をモチーフにしたデザインに一目惚れして購入した腕時計。




時計自体はかれこれ26年になる。



この革ベルト15年前に水戸でシルバージュエリーやレザーを専門に扱っていたお店(今は無いけど)にオーダーをして作ってもらったベルト。



ちなみに基本デザインは購入当時と変わってはいない。



今思えばこのオーダー革ベルトが私を革職人の世界に連れてきてくれたと言っても過言では無い。



だから、このベルトだけは自分で交換出来る技術を身につけても中々着手出来ずにいた。



しかし今回ようやく腰を据えて革ベルトの交換をすることにした。




ウォッチヘッドを外すところから。



重要なアクセントになっている、バネ棒に通すバックル付きのストラップ。




今回ももちろんパーツは流用するので基本デザインは変えない。


と、いきなり途中は省略してここから↓



ベースがしっかりしてるので型紙作りも簡単だった。




・オリーブ×ブラウン(革素材栃木レザー)


大好きなカラーで仕上げた革ベルトは44歳のオヤジの腕には少し不釣り合いな気もしないでもないけど笑



あの時の職人さんに会えるのなら見せに行きたいと思った。