2011年5月17日火曜日

革包丁と研ぎ澄まされた心

「道具を奇麗にしない人は仕事が下手だ」

以前、会社の上司がこう言っていた。

革を切るときには革包丁を使う。

この包丁も常に鋭い切れ味を保つ為にはメンテナンスが欠かせない。

私は包丁を研いでいる時、小学校の書道の時間を思い出した。

そう、硯で墨を磨いている時と似ている。当時は面倒だなと思っていたが、あれは気持ちを落ち着かせるために大切な事なんだと知ったのは成人してから・・・

革包丁研ぎも一緒だ、研いでいる時は妙に落ち着くし気持ちがいい。夜台所で研ぐのは気味悪がれるから、基本は朝研ぐことに決めている。

書道、華道、武道・・・

「道」と付く物は精神(心)の大切を重要とする。技術が優れていたとしても心が追いついて無ければ
人を感動させる事は出来ないのだ。

一度手にしたら末永く愛用して頂ける革製品を作る事を目指して行きたい。




ケースに入れて保管




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