鶴革工房へお立ち寄り頂きありがとうございます。
今年(2013年)の4月にハシモト産業㈱さんと有限会社新喜皮革さん、そして栃木レザー株式会社さんの3社がコラボして個人向けの工場見学会が行われました。
前々から機会があったら絶対に栃木レザーの工場に行きたいと願っていた私はこのイベントに申し込み、レザークラフトを始めて2年半、念願叶って、工場見学に参加することが出来ました。
この記事は私個人の備忘録も兼ねて【皮が革】になる工程に添って書かせて頂きます。
私のブログで栃木レザーの品質の良さが少しでも伝われば幸いです。
それでは工場見学の始まりです。
工場へ足を踏み入れると最初に目に入ったのはフォークリフトで運ばれる革でした。
もうこの時点でかなり興奮。
そしてここからがスタートです。
閲覧注意・・・とまでは行きませんが、何だか分かりますか?
これが『革』になる前の『皮』です。
原皮と言われています。
主に北米産の物が多く腐敗を防ぐ為に塩漬けされた状態で輸入しています。
牛の毛が生々しい・・・塩漬けされていたとは言え、ハエが回りを飛んでいて少し臭いがキツかったです。
肝心の牛さんは・・?と言うと、食肉に加工されてます。
つまり皮は食肉用の牛の副産物なんです。
革に墨汁で『原皮』
このセンスに拍手!
レポート2へつづく