2014年2月17日月曜日

~皮から革へ~栃木レザー㈱工場見学レポート10(終)

鶴革工房をご覧頂きありがとうございます。

工場見学レポートも10回目となりこれで終了となります。

ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。

いよいよ最後は栃木レザー㈱の目玉工程でもある『ハンドセッター手伸ばし』です。

まさに職人技を目の当たりにして感動をしました。


一枚一枚革の繊維に沿って均一に伸ばして行きます。


しわしわだった革があっという間に伸びて光沢感たっぷりに。

職人さんが軽々と動かしていたアイロン、15kg以上はありました。

伸ばされた革はしっかり乾燥させます。
※薄手の革で4日間、厚手で1週間


乾燥が終わったらバイブレーションという機械に入れて、革の繊維層をほぐして
柔軟性を与えます。


外観の美しさを強調する為、塗装もします。また塗装をすることで革の耐久性も増します。



さらに光沢感を出す為にアイロン仕上げを行ったりもします。
え~!ここまでするの?!と驚きでした。



最後に軽量をして出荷です。
ちなみに革は10cm四方で1ds(デシ)という単位で軽量されてます。
※概ね1枚(半栽)で220ds~260ds位でしょうか。




栃木レザーは世界に誇れるMade in Japanです。

今回の工場レポートで少しでも栃木レザーの良さが伝われば幸いです。

これからも皆様が革と過ごす時間が素敵なものでありますように心より願っています。

最後まで読んで頂きまして大変にありがとうございました。

鶴革工房

~皮から革へ~栃木レザー㈱工場見学レポート9

鶴革工房をご覧頂きありがとうございます。

前回の工程『革漉き』で厚みを調整した革は俗に言うヌメ革(ナチュラル)として

出荷される物もありますが、これで終わりではありません。

革好きな人なら気になる色革作りの作業はここから始まります。

続いての工程は『再なめし・染色』です。

ここでは革の柔らかさを調整したり、希望の色に染め上げます。


そして、またまたドラムの登場です。このドラムの中で革は色を付けらているのです。

チョコやキャメル、レッド、グリーンとそれぞれが専用の色のドラムになっています。

再なめし・染色をした革はもう一度サミングセッターに通され、余分な水分を取り除き縮みを
伸ばしたりします。

これはキャメル色ですね



レポート10(終)へつづく

~皮から革へ~栃木レザー㈱工場見学レポート8

鶴革工房をご覧頂きありがとうございます。

革好きですか?

いきなりすみません・・・

続いての工程は『革漉き』です。




しっかり乾燥された革はそれぞれの用途に合わせた厚みに調整されます。


これが革を漉いてくれる機械。
オートメーションではありません。
職人さんがたまたま席を外してしまっただけです・・・



革漉きを終えて積み重ねられたヌメ革。



革のほくっとしたあの匂いが充満していて、私はよだれが垂れそうになるのを
必死にこられてました。


レポート9へつづく




2014年2月15日土曜日

想いをカタチに....

鶴革工房をご覧頂きありとうございます。

昨年の1月に手帳カバーの依頼を下さったお客様から追加オーダーを頂きました。

仕事用の手帳が入る設計なので正にオーダーメイド!

今回は、同じ職場の先輩の分という事で名入れの刻印も施しました。

左が新品で右が一年使用した手帳。

写真では分かりづらいかも知れませんが、細かい傷や色の風合いがとても良い感じです。

今回の手帳がどこまでエイジングで追いつくか楽しみですね。


2014年2月13日木曜日

~皮から革へ~栃木レザー㈱工場見学レポート7

鶴革工房をご覧いただきましてありがとうございます。

ここまで、工場レポートを読んで頂き本当にありがとうございます。

もう少しお付き合い下さいませ。

次の工程は「セッター」と言われる作業です。


セッターでは革を均等に伸ばします。
厚みのある革は一回では伸びないので1番セッター、2番セッターと2回に分けて伸ばします。



伸ばした革はこの後、およそ10日間、天候によっては2週間、自然乾燥させます。
製品の一部はヌメ革として軽量されて出荷されます。

また主に靴底で使う厚手の固い革もここで出荷されます。


レポート8へつづく

スマホカバー

鶴革工房をご覧いただきましてありがとうございます。

またまたスマホ革カバーを作りました。

作る回数が増えて行くとコツも分かってきて作業効率は上がりますね。

ただ、毎回同じ機種ではないのがネックですが。。。。

galaxyS3

iphone5C

ブックカバー

鶴革工房をご覧いただきましてありがとうございます。

ブックカバーを作りました。

考えてみたらブックカバーは初めてかも知れません・・・

革のブックカバーしていたら電車の中や人がいるところで読みたくなりませんか?(笑)




オリーブグリーンに赤い革しおり



~皮から革へ~栃木レザー㈱工場見学レポート6

鶴革工房をご覧頂きありがとうございます。

さて、タンニンピット槽に漬け込まれてなめしの旅を終えた「皮」は「革」へとようやく変化した訳ですが、
まだまだ作業工程は折り返したばかり、この後二日間かけて余分なタンニンを酸で洗浄し、
サミングマシーンで水分を取り除き、同時に革を伸ばします。

職人の後ろ姿

絞られてますね~

ここでは、もう1つの作業も行われていました。

『加脂』です。文字通り脂を加える作業です。

栃木レザーでは魚脂(ぎょゆ)という鱈の脂をベースに何種類かの脂とブレンドさせたオリジナルの脂を使用しています。これも栃木レザーのこだわり!

で、どうやって脂を加えるかと言いますとドラム(太鼓)というマシーンを使います。

ドラム(太鼓)木製です!

水絞りから運ばれてきた革を職人さん数人がかりでドラムに入れています。

水分を絞ったとはいえ、湿った革は重いんですね。

脂を加えてしっとり

ドラムの中には無数の突起物が・・
レポート7へつづく