2016年2月28日日曜日

レザークラフト初心者向け!簡単に型紙を作る方法!

このブログで一番アクセスが多い記事は何かというと・・

それは型紙について書いている記事です。

やっぱり、レザークラフトを始めたばかりの時は検索しますよね。

「レザークラフト 型紙」って。

分かります。わたくしも検索してました。


でも、いざヒットした内容のサイトを見てみると期待していた物とは、少し違うな~だったりしませんでしたか?

恐らく、当ブログの型紙に関する過去記事を見た人は何も得る物がない内容だったでしょうね・・・汗

本当にごめんなさい。

そこで!

今回はアクセスしてくれた人が少しでも「あ!なるほど~」って思ってもらえる内容にしました。

基本的な用語や技法に関しては、すでにクリアしている前提で進めて行きますのでご了承くださいね。

型紙製作において、作っては修正し、作っては修正しという工程も、とても大事だということは言うまでもありません。レザークラフト参考書などの付録で型紙が付いていますが、それを活用するのもありでしょう。

ただ、わたくしは自分で工作用紙に書いて型紙を起こすことを勧めます。

自分の手でやる事によって、考えるヒントが生まれるからです。面倒なことから逃げては良いものは作れませんから。

そうは言っても時には近道もいいと思います。

よく聞くのはブランド物の財布や革製品を購入し、自らの手で分解して型紙に起こすという方法。

これは非常に重要です。パクリに見えるからも知れませんが、どんな芸事も師匠のマネから入り、自分の形にしていきますから。独学の場合も同じです。わたくしも当初はパクリまくってました。


今日紹介する簡単に型紙を製作する方法もこれに近い発想です。

◇100円ショップにはたくさんのヒントが!


100円ショップってみなさんも利用しますよね?

最近では100円ではない物も紛れてますが。

意外と、このクオリティーで100円か!すごいぞ!って物が売られてたりしますね。ま、その逆もありますけど。

100円ショップにはご存知の通り、なんちゃって革小物も充実しています。

小銭入れや、パスケース、二つ折り財布、キーケースと、素材はPUもあれば本革もあります。

ま~どれも残念なものばかりですが。100円だから仕方ないですけど。

しかし!この中に良く見ると型紙製作のヒントがあるんです。

今回はその中からキーケースをチョイスしました。

これです!



レザー調キーケースと書いてあります。

レザーっぽく似せたポリ塩化ビニル。ペラペラ感が残念です。

手触りは完全ビニルなのでレザー調でもなんでもないんですけどね。

ただこの形はマネたら面白いかなと思ったのでこれにしてみました。そもそもがこの商品にもパクリ元があるのかも知れませんけど。

◇型紙を起こそう!


まず、これを広げてそのまま工作用紙に形をなぞって写しましょう。

この商品は角のアールがイマイチふぞろいだったので、直角に平行四辺形で線を引き直しました。



次にホックの穴とキーケースの座金の印付けをします。


 ホック穴は端から15mmの所にしました。


座金(4連)の穴は上から15mm左端から55mm。

で、これが↓切りだして穴を開けた型紙です。


この型紙を使って革に写しましょう。




わたくしが使用した革は栃木レザー(チョコ)のはぎれ。

なるべく、100円ショップベースにするため一枚革で製作します。ただし、厚みは2.0mmにしています。



丸錐でけがき線をいれました。


ヘリを落として・・

コバも先に磨いてしまいましょう。

金具が付いてからだと面倒ですから。


バネホック(小)と4連キーを取り付けます。


で、完成です!

並べてみるとボリューム感の違いがあるの分かりますか?


今回の内容は少しはお役に立ちましたでしょうか?

皆様のレザークラフトライフの一助になれば幸いです。


◇番外編

最後に商品撮り。








製作時間は約60分でした。

これを100円で販売したら間違いなく赤字です。

でも実験も兼ねて、この商品は後ほど1円スタートでヤフオクブースに出品しようと思います。

さて、いくらで落札してもらえるか!?

追記:落札価格は1600円でした~!

2016年2月17日水曜日

ほぼ日手帳(A6)専用オーダーメイドカバー

手帳カバーの依頼の相談がここ最近続いてます。

不思議なことにみなさんがそれぞれ違う手帳なんです・・・

ESダイアリーほぼ日手帳NOLTY等々他にもたくさんあるんでしょうね。

ちなみにわたくしはcookdayの手帳。昨年はスマホのスケジュールアプリに依存し過ぎてしまい、ほとんど使わなかったので、今年は4月始まりで違う手帳に変えてみようかと検討中・・・

先日納品したのは、ほぼ日手帳A6サイズ版。

地元のお客様でしたので、顔を見ながら打合せ、納品と出来たので良かったです。



作ってみて思いましたが文庫本カバーとしてもありですね。かっこいいですし。

栃木レザーのオイルプルアップ(ワインレッド)をベースに飾り枠はトスカーナのチョコを使用。

ステッチはベージュで仕上げました。


日本とイタリアのコラボレーション!

匂いを嗅ぐと、それぞれのベジタブルタンニン剤がミックスされて、なんとも言えない恍惚な表情をしてしまいます。


次にオーダー頂いているのは同じくほぼ日手帳WEEKS専用の手帳カバー。

4月始まりの手帳はほぼ日手帳にしてみようかな・・・う~む悩みます。

2016年2月16日火曜日

ブランドだから売れるのではなく、売れながらブランドになる!

焼印を英語で“Brand”っていうのご存知でしたか?


wikipediaより
焼印の概要に以下のようにあります。
“特に人間に対する焼印は刑罰として行われることが多い。このため、一生涯にわたって払拭されない汚名を受けることを意味する「烙印を押される」という慣用句がある。家畜に対しては、所有者を明確にするためにロゴを焼印していたため、転じてブランド(焼印)が商品ブランドを意味するようになった。”

牛革に押された焼印も、その牛の所有者のイニシャルだったり、ロゴだというのは知ってましたが、ブランドのルーツがここにあったとは!目から鱗です。



話を本題に戻します。

最近、東洋経済オンラインで、その通りだなと思えた記事に出会えたの紹介します。

「地域ブランド化」が失敗に終わる3つの理由

この中では失敗に終わる理由を以下の3点に絞って紹介していました。
理由1:ブランド化に適さない凡庸な「地域」と「商材」
理由2:コンサル頼みでは「汎用品・地域ブランド」しか生まれない
理由3:資源不足なのに難易度の高い方法に取り組む非合理

そのあとに続いて付加価値を付けて成功した実例などもあげてました。

その中から以下引用します。

 ◇商売の結果として形成されるブランド◇
レタスひとつとっても、大量生産をしている一般品種を少量つくっても儲からない。しかし、取り引きしている飲食店が冬に出すメニューである「レタス鍋」に適した、熱を加えるとうまくなるレタスを作れば、競争力が生まれます。他にはない飲食店にプラスとなる価値を提供し、農作物の価値をあげています。
そして、これらの取り組みは、実績をあげているだけでなく、個別に「ブランド」を生み出しています。ブランド作りから入るのではなく、顧客に対応して流通を変え、商品さえも変え、顧客との関係値も組み替える。結果、顧客からの熱烈な支持を集め、信用が拡大し、他ではない安心感、特別感へとつながっています。
ブランドがあるから商品が売れるのではなく、商売の結果としてブランドが形成される。これらの事例をみると、ブランドとはすなわち、日々の積み重ねの上に成り立つ結果だと気付かされます。
わたくしも最近特に、続けることの大切さを身にしみて感じています。

今やネットのお陰で宣伝広告費を使わなくても、口コミで広げる事が出来るのは本当に素晴らしい時代になったなと思います。

現在世に出ている、有名ブロガーやユーチューバーはまさに日々のたゆまぬ努力の積み重ねで自分自身のブランド化に成功した訳です。

それに下手な芸能人や著名人よりも面白いですもんね。

”顧客に対応して商品を変え”とはわたくしに置き換えればオーダーメイドのこと。

その人にとっての一点物を製作してお客様に特別感を与えていく。

鶴革ブランドが世に確立される日を目指して、歩き続けます!


2016年2月13日土曜日

文具に拘る人はペンケースにも拘ります!

先日、納品が完了した、オーダーメイドのロールペンケース。

お客様拘りの6ポケット仕様。『つる』の焼印入り。

実はこれ、事前にポケットだけの状態でフィッティングもしてもらい、使用するペンに出来るだけ収めやすい幅で製作しました。

なので、サンプルで2枚ポケッット部分だけが余ってしまったので、自分用に作ろうと思います。

革は栃木レザーのオイルバケッタ(パープル)。

この独特なシボが大人の雰囲気たっぷりで大変よろこんでいただけました。




シボ入りレザーと相性抜群『つる』の焼印

左端に収めてあるのはモンブランの高級ボールペン
恐れ多くて触れませんでした(汗)

2016年2月9日火曜日

目指せ!全国制覇!


現在。ヤフオクのお陰もあって、鶴革工房ユーザーが全国に広がっています。

気が付くと47都道府県の内、残すは9県!

やはり、何事も目標を持つことが大事なわけでして。

全国制覇のために、ここで少しアプローチをかけてみたいなと思い記事を起こしました。

残りの9県はこちらです↓

山形県/滋賀県/奈良県/岡山県/鳥取県/島根県/佐賀県/長崎県/熊本県

2016.5.26現在残り5県!

2016.6.18現在残り4県!

2016.10.1現在残り3県

2016.10.30現在残り2県!!

2017.9.19現在残り1県!!!


あ!と思ったあなた!

もしかすると該当する県在住ではないですか??

前から気にはなってたんだけどな~、と少し二の足をふんでいたのでしたら、どうぞ一歩前へ!

上記9県 →鳥取県の第一号ユーザーは今このブログを見てしまったあなたです!


お問い合わせ頂ければ、ご予算内で製作も可能です。また、定番品※も受注生産してますので、気になる製品があれば遠慮なくtsuruleather@gmail.comまでメール下さいませ。



参考定番品リスト※ほんの一例です。

当工房は定番品も含めて可能な限りお客様の希望するカラーで製作してますので、ご相談ください。メーカー欠品している色もありますので、第3希望位まであると助かります。
納期は3~4週間です。

通帳&カードケース4,320円~

リップカバー2,160円 ~


革靴べら 3,240円~

ミンティアケース 2,160円~

2016年2月2日火曜日

自分らしく働きたい人に向けた参考書

先日、ヤフオク経由でリピーターさんになってくれたお客様からメールで「相談」を受けました。

ここまでだと、お!革のオーダーの相談かな?と少しにんまりしてしまいそうですが、

しかし、革ではなく仕事に関しての相談。

詳しい内容は控えますが、わたくしも経験の範囲内でお返事をしました。

そこで、一つ感じたのが、人の相談に乗ると、今の自分自身も見つめ直せるということ。

相談されたことによって、自分の中にある葛藤やもやもやが見えた感じもしました。

こういう形でお客様と交流が出来るというのも本当にありがたいなと改めて感謝した次第です。


独立や転職、働くということに悩んでいる人に最良の参考書があります。

勤めないという生き方

この本をどうやって知ったか、はっきりと覚えていませんが、アマゾンの履歴を見ると、

お客様は、2013/2/24にこの商品を注文しました。

と、表示されてました。

かれこれ3年近く経過しているようですね。

ちなみにわたくしは現在も勤め人です・・・


内容は大きく分けて「職人」 「地域振興」 「店舗」 「農業」 「NPO」と

なっており、13人の人物がそれぞれの働き方、生き方が紹介されてました。

やはり、わたくしが一番興味があったのは「職人」として生きる人たちへのインタビュー。

その中で、京都で吉靴房(きっかぼう)という靴屋を開業した野島孝介氏の話が好きでした。

事業形態を法人にはせず、個人事業にしている理由について~以下引用
開業以来注文は途切れたことがなく、常にバックオーダーは100足ほどあり、3~4ヶ月待ちの状態だ。~中略~注文を受けてから1足ずつつくるため、大量生産にはならない。そこが強みであり、弱みでもある。事業形態は法人かと思いきや、個人事業だという。たくさん儲けたい気持ちはあるんですけどね、と笑いながら野島が言う。「ただ、自分がちゃんと把握できる範囲でいいものをつくって、その対価をいただいて、ニコニコ楽しく生活できるような金額であればいいかなと思うんです。仕事柄、何千万円とか何億円とかいうおカネにはならないし、あったらあったで使っちゃうでしょうね」 
鶴革工房もここ2年注文が途切れてません。ヤフオクブースのお陰もあってか、メールだけでのやりとりでご注文を頂いたりもするようになりました。

ちなみに現在(2016.2.2)の待ち状態は2ヵ月ぐらいでしょうか。

ここだけ読むと、おおすごい!と思われそうですが、兼業なので、仕方がないですね。
バックオーダーは11件です。これを専業にしたら2~3週間で納品完了です(笑)



職人の後ろ姿(栃木レザー工場)