2016年8月26日金曜日

実はヌメ革はデメリットだらけ!?

皆さんはヌメ革(タンニン鞣し【なめし】の革)のどこが好きですか?





捉え方によってはデメリットとも言えるヌメ革の特徴を理解していないとヌメ革を嫌いになってしまう理由に・・・!

なんて事にもなりかねないので改めて書きました。


◇ヌメ革の特徴とは?◇

・キズが付きやすい!

爪で引っ掻いてしまったり、バッグの中から出し入れする時に何かで擦ったり、引っ掻いたりなど。

これはヌメ革が表面加工を一切せず、動物の皮、本来の風合いを大事にして鞣されているからです。

なので新品の時からバラ線のキズがあったりするのも特徴の1つ。決して不良品ではありません。


・水に弱い!

雨に濡れると点ジミになります。

ずぶ濡れになると形が崩れます。

私は自分の汗でシミを付けてしまったことがあります。


・革の色が変わります!

経年変化ってやつですね。

明るい色の革が使っていくうちに段々と色濃くなってくる現象。

これが嫌な人は完全にヌメ革(タンニン鞣し)は向いてません。

・お手入れが必要!

え、面倒くせ~って思った人もあまり向いていないかも知れません・・・

ヌメ革は使いながら育てる物なので、年数が経てば経つほど、持ち主に愛されているかどうかが見れば分かります。



◇それでもヌメ革が好きな理由◇

キズが付いても年月と共にアジに変わるから好き!

雨?こいつは絶対に濡らさないぜ!って守ってあげたくなる相棒的存在。

見ろよ!色も濃くなって艶も出たぜ~!渋いだろ~!って自慢したくなる相棒。

最近パサつき気味かな?ちょっと汚れを落としてオイル補給をするか。スリスリスリヌリヌリヌリ・・・

こうして自分だけの革製品として愛着が増していきます。


いやいや、ちょっとまって!

ヌメ革は好きになれないけど、牛革・本革製品好きだぞ!と言う方は、クロムなめしの革製品を所有するとよいでしょう。

ちなみに現在流通している革製品の90%はクロムなめしと言われています。

手間暇かかる植物由来タンニン(渋)で鞣す工法ではなく、科学薬品を使って短期間で大量の革を鞣すことが出来る工法です。

そのお陰でコストも抑えられ、より多くの革が好きな人に革製品を供給することが出来ました。


◇クロム鞣し革の特徴は?◇

・メンテナンスがほとんど必要なし(汚れを落とすくらい)
・熱に強い
・軽くて丈夫
・染色時の発色が良い
・柔軟性と伸縮性に富んでいるのであらゆる加工に向いている。
・ファッション性が高い

そうそう!これだよ!って思った人はやはりクロムなめし革が向いています。

どっちにしても革には変わりないので、それぞれが革のある生活を楽しんでいてくれればいいと思います。


鶴革工房が扱っている革は植物タンニン鞣しです。
手間暇かけて鞣された革を、手間暇かけて革製品にしています。


0 件のコメント:

コメントを投稿