2016年10月1日土曜日
真夜中の百貨店と早朝の鶴革工房
私、かれこれ3年近く毎朝午前3時~午前4時に起床して革仕事に取り組んでおります。
二人の子ども達が起きてくる6時30分までが鶴革工房の作業時間。
そのあとは、朝ごはんを食べさせて、自分のお弁当を作って子どもたちを見送ってから、
仕事に出掛けます。
って、こんな書き方をするとシングルファーザーみたいだな・・・(笑)
大丈夫です。妻は別なことをしています。
先日、都内に住む弟から「真夜中の百貨店」観てみ-!面白いから!とLINEがきました。
三越伊勢丹・BSジャパン共同企画今年の4月から毎週火曜日の夜11時に放送されていて、もうすでに全26話になってました。10月からはシーズン2だとか。
主演は声優の大塚明夫。
第1話が「下町職人が作る究極の革財布」だったから、アニキにも観てもらいたいと、教えてくれたんです。
なるほど、そういうことならば観なければ!と早速「真夜中の百貨店 第1話 動画」と検索をして、ドラマを観てみました。
感想は。
いいお話でした!脚本がいい!音楽もいい!回想のアニメーションもいい!
メジャーな役者を使っていないのも逆にいい感じです。
おそらく金曜ナイトドラマなら吉田鋼太郎を起用していたかも知れませんけど(笑)
ただ、番組最後に商品紹介があるので、その瞬間に現実に引き戻されるがっかり感はありましたが。
まあ、深夜ロケに貸切で全面協力しているから仕方ないか。
でも2話目以降は商品紹介は見ないようにしよ。
作り手と売り手(バイヤー)の信頼関係の中から、いい商品が生まれて、それがお客様の手に渡る。
ドラマの中で下町の創業100年の3代目革職人さんのVが流れます。
「手作業じゃないとダメなんですよね」
番組で登場した財布も1日に3~4個しか作れないという。
”まさに使う人間を考え尽くしたモノ”と大塚明夫のナレーションで言ってましたが。
本当にその通りです、自分もそうありたいなと思いました。
私は作り手と売り手を兼ねてますから、より使う人に身になって革製品作りに勤しんでますが、やはり、顔を合わせることの無いお客様とのやりとりが増えてきた、近頃では忘れてはいけない大事な事をドラマの中でコンシェルジュが言ってくれてました。
「私たちにとって、お客様との出会いは宝です」
お客様の気持ちに寄り添いながら、その人にふさわしいの逸品をお勧めする。
とても勉強になるドラマでした。
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