2017年5月31日水曜日

バナナの皮から革のバナナへ


からにする作業をなめすと言いますが、 

これは、あくまでも動物の皮のハナシ。


今回、私がなめしたのは!!


いや、なめすとは言わないな・・・

本物を再利用したら、コバエがわいて、腐臭がぷんぷんしちゃいます。

ま、いいか、

私がなめしたのは!


バナナの皮だぁぁぁぁ!!


ではご覧下さい。


  バナナの革  

バーニングペンで再現したシュガースポット

絶妙なくたびれ具合?

モンキーバナナぐらいのサイズ

果指の先の部分

茎の部分(果柄)
それぞれに焼きを入れて本物に近い状態に仕上げました。

2017年5月26日金曜日

革製品って本当に一生モノ?



革好きな方は、気に入った革製品を手にした時によくこう言います。

「これは一生モノだね!」

「一生大切に使います!」

等々・・・

そんな風に言われるのは作り手としては素直に嬉しいです。

でも、正直なところ、そんなに気負いしないで使ってもらいたいです。

男女にも別れがあるように、大切にしていた革製品ともお別れをする時が必ず来ます。

・もう飽きた

・他に好きな財布が見つかった

・ボロボロになってきた

・失くしてしまった

・用途に合わなくなった

・洋服と一緒に洗濯してしまった

人それぞれ、様々な理由で・・


だから、もっと気軽に肩のチカラを抜いて好きな革製品との時間を楽しんでもらえたらなと思います。

とは言っても、物によっては決して安い買い物ではありませんから、大切に手入れをしながら、使いますよね。

手入れをすれば、愛着も湧きます。

気がつけば5年・10年経過していた!

なんてこともよくあること。

大切な革製品を一生モノたらしめるのも使う人の愛情次第ってことなんでしょうね。



先日、約4年前に2つ折り財布の注文を下さったお客様(地元の友人)から、突然

「実は財布を買い換えまして・・・」

と、報告をされました・・・

(わざわざそんなことを言わなくてもいいのに、まじめだなぁ)

「長財布にしたんです」

(そっか・・・ウチじゃ高いから、既製品に乗り換えたのね・・笑)

「奥さんからプレゼントされたんです」

(それは仕方がない・・・)

折角なので、その友人が今まで使っていた二つ折り財布を回収させてもらいました。





ふむふむ、4年間使用された財布のダメージは・・・・

ほとんど無い!

使用感がハンパない位で目立ったダメージ(ほつれ・破れ・ホックの故障)
は有りません!

つまりまだまだ現役でいける!

けど引退

大切に使ってもらってたんだね・・

良かったね・・

4年間お疲れ様でした。

しんみりしちゃいました(笑)



この記事をお読みになっている中にも当工房のお客様がいると思いますが、

事前にご連絡頂ければ、不要になった当工房の革小物はエイジングサンプルとして保管しますので、お申し付けください。※その際の送料はご負担願います。

たとえ、数ヶ月だったとしても革が好きな人と一緒に過ごせた時間があったというだけで、私はとても幸せです。

世の中には星の数ほど、革製品を扱うショップや個人の革作家さんがいるにも関わらず、鶴革工房を選んで下さっているわけですから。

日頃のご愛顧とご縁に感謝です。








2017年5月18日木曜日

刻印は無料で十分!?


・刻印の話・


当ブログで一番アクセスを稼いでいるのは、刻印に関する記事。

レザークラフトファン必見!100均アイテムで革に名入れ刻印をする方法!

やはり、レザークラフトをする人にとって、刻印は気になるマストアイテムのようです。


ちなみに、鶴革工房で使用している刻印はヴィンテージの活版メタルスタンプです。


入手先はヤフオクで、だいたい5,000円~10,000円位で取引されてます。


おそらく、私のように個人でレザークラフトをしている職人さんの多くは、活版メタルス
タンプを使用しているのではないでしょうか。


フォントや文字の大きさで値段のバラつきがありますが、やはり活版印刷独特のフォントは革に刻印した時に何とも言えない雰囲気を醸し出してくれます。

古い物にしか表現出来ないことってあるんですよね。


それでは、表題の内容に触れたいと思います。


・刻印は無料で十分!?



楽天などのネットショップで販売している革小物は『名入れ刻印無料!』と書いてあるのを目にします。

やはり、規模が大きい所は道具や設備も整っているし、金銭的にも余裕なんだろうな~、でも意外と本体価格に含まれていたりして。

しかし!

刻印を入れる側にとってはその手間と投資した費用のことを考えるとやはり有料にしたいのです・・・本当にごめんなさい。


でも今回、活版メタルスタンプを使用した刻印がどれだけ手間がかかっているのか、知っていただければ、きっと納得してもらえると思いまして、記事にしました。


近年では、活版印刷の凹凸の文字の感触がいい、ぬくもりがあるなどと見直されてますしね。

ま、これがではなくてになったというだけ。


・まずは文字が決まったら、必要な文字を拾い出します→文選




・そして、文章を見ながら文字を並べ、動かないように固定→植字(組版)




・スタンパーにセッティングして、ハギレに試し押し→校正刷り



・文字に間違いや不具合がなければいざ本番へ→本刷り

このスタンパーは手押し用ですが、
↓C型クランプを使ったりもします。

活版印刷用語を使用しましたが、こんな流れです。



手作業の温もりが伝われば幸いです。

名入れ刻印参考価格→名字もしくは名前のみ500円(K.Tsurukawa)、フルネーム800円(Kimihiro.tsurukawa)です。

その他、メッセージ等も可能です。お見積しますのでお気軽にご相談下さい。












2017年5月13日土曜日

鶴革工房CM(30秒)が完成!



ついに!

念願の!!

CMを製作しましたぁ!!

※↑この写真は私の頭の中のイメージです(笑)

昨年、栃木レザーさんの工場見学に行った際に、CM製作の構想があったので、それを意識した撮影をしていました。

そんな、栃木レザー株式会社さんで撮影した動画素材をベースにして、30秒CMを作りはじめようとしたんです・・・

が!!!

やっぱり、CMに欠かせない物と言えば・・・

そう!

ナレーション!

声です。


色々な職業の友人知人はいますが、さすがにナレーションの仕事をしている知り合いは...


いたんです(嬉)!!!


しかも当工房のお客様で!


ナレーター羽方達也氏


昨年はあおぞらクラフトいちに予告無しで来てくれて驚かされました。

左が羽方氏

実際にどんなナレ声なのかこちらを見ていただきましょう。

羽方氏が最近手がけたナレーション、トヨタ紡織グループ紹介動画


どうですか?かっこいいですよね!

私はこの声の大ファンなんです!

トヨタ紡織さんから比べたら、私の依頼した仕事なんて、目くそみたいな物で、申し訳ない限りでしたが。

快く引き受けて下さり、この度、晴れてCMが完成しました。

ちなみに撮影編集はわたくしです。

BGMはフリー音源素材から拝借しました。

でも、厳密に言うと、この時点ではCM風動画ってことになるんですよ。ええ。

本当にCMとして流すなら、広告代理店を通して、マス広告や、ネット広告に掲載されて始めてCMの効果が発揮されますからね。

それに、広告費をかければ、そのまま製品の値段に乗せざる終えなくなるので、それだけは避けたいです。

とりあえずは、このCM風動画が何もしないでどれだけ費用対効果が見込めるのか??

果たして「動画見たんですけど~」みたいな問い合わせがあるのか?

色々と妄想は膨らみますが、じっくりとヌメ革の様に育てて生きたいなと思います。

それでは、どうぞ鶴革工房のCMをご覧下さい。