2019年4月30日火曜日

平成最後のオーダーメイドでやらかした話


◆平成最後のオーダーメイドでやらかした話◆


平成も残りわずか。


平成最後のオーダーメイドは地元在住のお客様から。


こまごまと打ち合わせを重ね、製作に入り全ては順調だった。

ドイツ国旗のカラーをあしらったカードケース。


パーツの切り出し。



免許証用の窓を切り抜き位置の確認。




そして、本日平成最後の日に糸を入れて無事完成!


・・・のはずだった!


撮影に入る前に念の為、免許証を入れてみたらね・・・



マジかああああああああああああ!!!!!


叫んでしまったよ。


私としたことが


やらかしてしまった・・・


糸を入れた後の微妙な位置のズレを想定出来なかった(泣)


色々と後悔がよぎった。


仮止めの時点で気付けただろ!


とか


せめて糸を入れる前とか!


ま、でも失敗は失敗だ。


お客様に納期が遅れる旨は伝えたし、あとはもう一度同じのを作り直すぞ!


サンプルを作ったと思えば良いんだよ。


うん。


平成最後の失敗談ブログ。

令和元年も引き続き宜しくお願い致します。

鶴革工房



2019年4月8日月曜日

天国にいる息子へ入学祝いのランドセル


 🌸入学祝いのミニランドセル🌸  



昨年の暮れお客様からこんな問い合わせがあった。




「鶴革工房さんって以前ミニランドセル作ってましたよね?」



4年前に娘の幼稚園のお祭りで飾るために作ったミニチュアランドセル。



そんな昔の作品を見てくれてる人がいるんだなと思った。


でも時期が時期だけにリメイクの相談かなと思い返事をした。



「もしかて、卒業記念にランドセルをリメイクしてミニチュアにするのをご希望ですか?」



すると返ってきた返事は



「いいえ、6年前に亡くなった息子が今度の春に新一年生になるので、そのお祝いにと思って」



胸の奥深くの方できゅうっと締め付けられる気持ちになった・・・



想像もしなかった。



今まで革職人として物を作ってきたけど、こんな贈り物の依頼は初めてだ。



そんなご両親の想いを受け止め、



「私なんかで良ければ、ぜひ!作らせて下さい!」



そんな返事をするのが精一杯だった。



年が明けたあと、直接会って打ち合わせを設けさせて頂いた。


「革の色何色がいいかな」


「この色もいいんじゃない」


「パパは何色がいい?」


「糸は何色にしようかしら」


「ショルダーの幅は少し広めで」


そんなパパとママのやり取りを、すぐそばにあった遺影の中から息子さんがニッコリと眺めているようだった。



オーダーメイドは打ち合わせをしている瞬間が一番幸せだったりする。



革職人冥利に尽きるとはこのことかな。



先日、無事に納品も終えて入学式にも間に合った。



Mくん!入学おめでとう!



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《作品説明》
・ミニチュアランドセル
・栃木レザー(サドルネイビー×ブラック)
・ステッチ(エンジ)

どっしり自立します。

背当てにはスポンジが入ってるんです。

ネーム

じかんわりひょう

コンビニに売ってる100円ミニノートが入るサイズ♪