2020年3月16日月曜日

革財布のリペアにも限界がある?


◆◇革財布のリペアにも限界がある?◇◆


今回は約5年使って頂いている長財布が里帰り。


持ち主は土木建築関係の職人さんなのでかなりハードに使い込まれてます。

ドロップハンドルが装着されていた部分が摩耗したのか、引きちぎれてました。



その状態を見たとき正直心の中では

(新しいのに作り替えませんか?・・・)

なんて思ってしまいました。


でも、お客様に

「この財布が使いやすくてさ、修理出来るなら直して使いたいんだよね・・・」

と言われ、よし!そこまで言われたら絶対に直して見せる!

と職人魂に火が着きましたよ!!



まずは破れを最小限にしつつ飾りを外しました。



型紙は残っていたので、同じパーツを復元。
※オリジナルよりも少し厚めの革にしました。


ギリギリまで糸を解いて縫い直し。

ここまでくれば安心です!

無事に完了!!


使い込まれ具合がヤバイ!



番外・ちなみに5年前の姿はこちら↓


引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


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2020年3月12日木曜日

副業革職人が独学を勧めない理由


▱私が独学をお勧めしない理由▱


いきなりですがレザークラフトの独学はあまりお勧めしません。


これを読んでいる人の中にはこれからレザークラフトをやってみようかなと思っている人が少なからずいますよね。


「レザークラフト 独学」


でお越し頂い方、ようこそ。


もし、あなたが趣味から始まり、最終的にはネットショップやハンドメイド市などで誰かに買ってもらいたいなと密かな野望をお持ちでしたら、すぐにでも教えてくれる人を見つけたほうがいいです。


レザークラフト教室やワークショップを開いているイベントがあればそこに飛び込むのもありですね。



その方がテキストや動画を見るよりも何十倍も速いです。



人から教われば先々しなくていい失敗をする回数が減ります。



もちろん、自分で試行錯誤しながらスキルを極めるのも大事だと思ってます。



でも最終的にたどり着く(基礎的な)ゴールが同じならば、上手な人からコツを聞き、また技術を見せてもらえれば、そのゴールには早く到達するでしょ。



最低限の基礎技術基礎知識をきちんと身に着けておけば、長い目で見たときに本当の意味で安心出来る品質の製品を作ることが出来て人に使ってもらえるんだと思います。



時間もたっぷりとあって自分だけで楽しむ時間を確保出来ればそれでいいと言う人は、独学でも十分です。


ただ、趣味が仕事になった時のストレスは半端ないです。


受注管理
原価計算
仕入れ
製作
納品
支払い


オーダーが途切れないのはありがたいけど、本当の意味での独学(いや、独楽かw)する時間は無くなってしまった気がします・・・


もともとが、サラリーマンをしながらの隙間時間を使っての作業。


時間が限らているからこそ集中力も高めて良い作品が作れるのかも知れませんけどね。





鶴革工房は今年で創業10年


とは、言っても実質の革仕事をしている時間を
ギュギュっと凝縮したら何年だろ?


月の作業時間は多くても4~50時間。


サラリーマンの1週間の労働時間じゃん!


ちなみにサラリーマンの年間の平均労働時間は2,000時間。


ちょっとざっくり月40時間で計算したら・・・



約2年半だった(泣)


革職人歴2年半・・・・


スキルも知識もまだまだな私。


どうぞ今後ともご贔屓のほどよろしくお願いいたします。


関連記事↓
革仕事を時給換算してみた・・・
独学レザークラフト上達の秘訣!

2020年3月7日土曜日

入学祝いの長財布が春から新社会人


◇◆4年の月日が刻まれた長財布◆◇


ちょうど4年前、職場の上司の息子さんに大学の入学祝いとして長財布をプレゼントさせていただいた。


あれから4年、上司のご子息は無事に大学を卒業し、春から新社会人になる。


その長財布が4年の月日を経て私の元に帰ってきた。



大事に使ってもらっていた様子が伺える見事なエイジング。



ファスナー部分や折り曲げる縁の糸のほつれを修理。


社会に出てからも引き続き相棒として活躍してくれることを期待したい。


卒業・就職おめでとうございます。