さて、タンニンピット槽に漬け込まれてなめしの旅を終えた「皮」は「革」へとようやく変化した訳ですが、
まだまだ作業工程は折り返したばかり、この後二日間かけて余分なタンニンを酸で洗浄し、
サミングマシーンで水分を取り除き、同時に革を伸ばします。
![]() |
職人の後ろ姿 |
![]() |
絞られてますね~ |
ここでは、もう1つの作業も行われていました。
『加脂』です。文字通り脂を加える作業です。
栃木レザーでは魚脂(ぎょゆ)という鱈の脂をベースに何種類かの脂とブレンドさせたオリジナルの脂を使用しています。これも栃木レザーのこだわり!
で、どうやって脂を加えるかと言いますとドラム(太鼓)というマシーンを使います。
![]() |
ドラム(太鼓)木製です! |
水絞りから運ばれてきた革を職人さん数人がかりでドラムに入れています。
水分を絞ったとはいえ、湿った革は重いんですね。
![]() |
脂を加えてしっとり |
![]() |
ドラムの中には無数の突起物が・・ |
0 件のコメント:
コメントを投稿