前回の工程『革漉き』で厚みを調整した革は俗に言うヌメ革(ナチュラル)として
出荷される物もありますが、これで終わりではありません。
革好きな人なら気になる色革作りの作業はここから始まります。
続いての工程は『再なめし・染色』です。
ここでは革の柔らかさを調整したり、希望の色に染め上げます。
そして、またまたドラムの登場です。このドラムの中で革は色を付けらているのです。
チョコやキャメル、レッド、グリーンとそれぞれが専用の色のドラムになっています。
再なめし・染色をした革はもう一度サミングセッターに通され、余分な水分を取り除き縮みを
伸ばしたりします。
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これはキャメル色ですね |
レポート10(終)へつづく
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