天候にも恵まれて、イベントタイトルの通りあおぞらの下での開催。
当日は、直接わたくしを尋ねて来てくださったお客様もいたりと感謝感激でした。
ご来場いただいた皆様本当にありがとうございました。
さて、ここからは、今回のイベントに参加しての反省会です。
ちなみにわたくしはフリマすらやったことがなく、この手のイベントは完全初心者でした。
得た物もかなり沢山ありましたので、備忘録も兼ねて記します。
◆ハンドメイド色が強く、低めの低価格体が有利!?◆
今回、当工房で売れた商品で一番高かった物は2,500円の靴べら。
その次にたくさん出たのは2,000円のキーケース。これが5個。
あとは1,500円のリップケースや1,000円以下の小物たち。
意外に売れて驚いたのが当日の朝、急いで作ったフィンガーストラップ。
その反面、ぎりぎりまで製作していたスマホケース4,800円と本命のiPhone6カバー4,000円が1つも売れませんでした。一番触られていたんですけどね・・・
値段が高いのか、それともアップル純正品と比べられてしまっていたのか定かではありませんが、いずれにしても売れませんでした。
やはりこれだけのイベント(148店舗)の場合、よほどお目当ての作家さんの所で買い物計画を立てているお客様で無い限り。高額な出費は考えないのかも知れません。
今回お隣でガラス工芸品を販売していた方とお話したら、場所によって売れる物も違いますよと言ってました。
そのまま話の流れでチラっとそのお店のお会計テーブルを覗くと、なななな・なんと!カード決済可の看板があるではないですか!
思わず、ええええ!カード使えるんですか!?と叫んでしまいました。
聞くとスクエアというカード決済端末で。確実に売上は伸びたそうです。
考えてみれば、これだけの数の出店舗があるわけで、みなさん現金を持ち歩いているとは限りませんもんね。
これを導入すれば少し高めのアイテムも売れる!・・・かもしれない。
◆マーケティング不足とチャンスロス◆
~今回の反省点~
・自分が売りたい物に執着した製品作りをしてしまった。
・店舗作りの準備に気をとられすぎてしまった。
・あおぞらクラフトいちの客層を調べなかったこと。
以下お客様からいただいた声です。
「これで赤が欲しかった」
「店舗はどこですか?」
「○○はないんですか?」
「通帳が二冊入ったらよかった」
「もう少しストラップの紐長く出来ます?」
「その革の折鶴ほしいです」
申し訳有りません、それはディスプレイなんです・・・(結局500円で購入してもらいました)
等々
通常が受注生産での運営なので、『安心してください!作れますよ!』とは答えても、
今この瞬間に欲しいと思っているお客様を引き付けるのは至難の技でした。
結局、それなら結構ですと、お客様はその場を去っていきます。
それでもお客様からのご意見や要望を頂き、情報交換できた事は次につながる貴重な経験になりました。
◆次回のあおぞらクラフトいちは9月17日・18日◆
正直サラリーマンをしながら、在庫を作るのはかなり疲れました。通常オーダーも止めてましたし。
しかし、この経験のお陰で次回のクラフトいちでは鶴革工房はもっと良くなります!
次回は1,000円以下の小物を充実させて、ワークショップやその場で製作するプチセミオーダーにも挑戦してみます!!
審査に通って出店出来ればの話ですが・・
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iphoneケースの再販よろしくです(^ω^)♬
返信削除ワークショップは楽しそうですね。作る工程が見れるのはグーだと思います(^ω^)♬
マウスパットは売れませんでしたか...(;´Д`A
僕なりに思ったこと。
・客単価は抑えた方がいいと思うイベントだけど、それに合わせる必要はないかな?と。買いたいモノと買えるモノは違うし、作りたいモノと売れるモノは違うし、当たり前ですよね。もし、最小のコストで、最大の利益を求めるならば、予定・実績の損益分岐点を評価するといいと思います!
・
富樫さん、アドバイスありがとうございます!損益分岐点!勉強になります。
削除そうなんですよね~悩み所でもあります。手作り品って手間暇かけた分、その対価を求めてしまういやらしい自分との葛藤もありました。しかも今回は設備への投資(テントや販促物)が大きかったので・・・でも展示即売会は本当に面白かったです!
横浜でも開催してたら、エントリーしますよ!
あ、マウスパッドは売れました♪ハギレdeマウスパッド(1,000円)6枚出品して4枚売れました。
そうねぇ
返信削除売りたいものと、買いたいものは違うのよねぇ~
自分もフリマで¥4.000は出さないわぁ~
ワンコインで名刺を買って貰うつもりで、客を掴んで後で正式発注って流れがいいのかな?
返信削除仰るとおりですね。損して得取れ!です。
削除いつしか商売のノウハウを樋口さんからもご教授願いたいです。
僕が脱サラ革職人になった日には・・・