今年の梅雨明けはいつになることやら。
平年は7月21日だそうです。
平年通りであればあと一ヶ月はこんな天気に付き合うのか~
ちなみに昨年は7月10日でした。はやっ!(気象庁調べ)
この時期は革製品を外に持ち出すのは本当にイヤですよね。
自分は濡れても、財布や鞄は濡らさないぞ!って言う人も多いのでは?笑
顔のシミもイヤだけど、革のシミもイヤ!
でもうっかり自分の汗を垂らしてシミを付けてしまったことがある、
鶴革工房・革職人鶴川でございます。
今回は実験レポートの結果を発表します。
◇接着だけで大丈夫?◇
さて、表題の通り、私は以前から革用接着剤(ボンドエース)の耐久性を調べていました。
調べると言ってもそんな大げさな事はしていないんですけどね。
4連キーケースを作り、それを約2年使用してました。
それがこちら↓
このキーケースは糸を使わず、接着とコバ磨きだけで張り合わせたステッチレスなデザイン。
一見、一枚革だけで仕上げた作品に見られがちなんですが、内側にもしっかり貼り合わせてあります。
現在の姿はこちら!↓
Gooooood!エイジング!
結構こいつは雨に濡れましたよ。
キーケースって傘を差しながらもどうしても表に出る機会が
多いですからね。
コバの焼け具合もアジになってますよね。ご覧の通り、剥がれはありません。
革用ボンド恐るべし!
是非、レザクラファンの皆様、ボンド仕上げ試してみてください。
◇接着仕立てのステッチレスキーケース新作◇
今回の結果を受けて貼り合わせステッチレス仕様のキーケースを製作しました。
これは革の特性(シワ)をアクセントにして形もハギレのシルエットを活かした形状で製作した3連キーケースです。
革は栃木レザーのオイルプルアップ(ワイン)
内側にはチョコを貼りました。金具の台座はイエロー。
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裏側 |
さらにもう1つ、色や仕様は少し異なりますが、ステッチレス・キーケースを出品予定です。ご期待くださ~い♪
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